見よ、主、万軍の主は エルサレムとユダから ささえとなり、頼みとなるもの―― すべてささえとなるパン、 すべてささえとなる水――を取り去られる。
わたしがあなたがたのつえとするパンを砕くとき、十人の女が一つのかまどでパンを焼き、それをはかりにかけてあなたがたに渡すであろう。あなたがたは食べても満たされないであろう。
「人の子よ、もし国がわたしに、もとりそむいて罪を犯し、わたしがその上に手を伸べて、そのつえとたのむパンを砕き、これにききんを送り、人と獣とをそのうちから断つ時、
このゆえに、主、万軍の主、 イスラエルの全能者は言われる、 「ああ、わたしはわが敵にむかって憤りをもらし、 わがあだにむかって恨みをはらす。
「王なるわが君よ、この人々が預言者エレミヤにしたことはみな良いことではありません。彼を穴に投げ入れました。町に食物がなくなりましたから、彼はそこで餓死するでしょう」。
そこでゼデキヤ王は命を下し、エレミヤを監視の庭に入れさせ、かつ、パンを造る者の町から毎日パン一個を彼に与えさせた。これは町にパンがなくなるまで続いた。こうしてエレミヤは監視の庭にいた。
あなたの主、おのが民の訴えを弁護される あなたの神、主はこう言われる、 「見よ、わたしはよろめかす杯を あなたの手から取り除き、 わが憤りの大杯を取り除いた。 あなたは再びこれを飲むことはない。
しかしラブシャケは言った、「わたしの主君は、あなたの主君とあなたにだけでなく、城壁の上に座している人々にも、この言葉を告げるために、わたしをつかわされたのではないか。彼らをも、あなたがたと共に自分の糞尿を食い飲みするに至らせるためではないか」。
それゆえ、わが民は無知のために、とりこにせられ、 その尊き者は飢えて死に、 そのもろもろの民は、かわきによって衰えはてる。
あなたがたは鼻から息の出入りする人に、 たよることをやめよ、 このような者はなんの価値があろうか。
主はききんを地に招き、 人のつえとするパンをことごとく砕かれた。
主は言われた、 シオンの娘らは高ぶり、 首をのばしてあるき、目でこびをおくり、 その行くとき気どって歩き、 その足でりんりんと鳴り響かす。
彼らは右手につかんでも、なお飢え、 左手で食べても飽くことがない。 おのおのその隣り人の肉を食う。
たしかに、主の怒りによって、エルサレムとユダとは、そのみ前から捨て去られるようなことになった。 そしてゼデキヤはバビロンの王にそむいた。
その四月九日になって、町の中の食糧は、はなはだしく欠乏し、その地の民は食物を得ることができなくなった。
われわれは金を出して水を飲み、 価を払って、たきぎを獲なければならない。
「わたしはまた、あなたがたのすべての町で あなたがたの歯を清くし、 あなたがたのすべての所でパンを乏しくした。 それでも、あなたがたはわたしに帰らなかった」と 主は言われる。
今あなたは何ゆえわめき叫ぶのか、 あなたのうちに王がないのか。 あなたの相談相手は絶えはて、 産婦のように激しい痛みがあなたを捕えたのか。
その四月九日になって、町のうちにききんが激しくなり、その地の民に食物がなくなった。